summaryrefslogtreecommitdiffstats
path: root/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle
diff options
context:
space:
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Diffstat (limited to 'docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle')
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-rw-r--r--docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/pausing.jd147
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5 files changed, 869 insertions, 0 deletions
diff --git a/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/index.jd b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/index.jd
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--- /dev/null
+++ b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/index.jd
@@ -0,0 +1,72 @@
+page.title=アクティビティのライフサイクル 管理
+page.tags=アクティビティのライフサイクル
+helpoutsWidget=true
+
+trainingnavtop=true
+startpage=true
+
+@jd:body
+
+<div id="tb-wrapper">
+<div id="tb">
+
+
+<h2>必要な知識と前提条件</h2>
+<ul>
+ <li>Android プロジェクトの作成方法(<a href="{@docRoot}training/basics/firstapp/creating-project.html">Android
+プロジェクトの作成</a>を参照)</li>
+</ul>
+
+
+<h2>関連ドキュメント</h2>
+<ul>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/components/activities.html">アクティビティ</a></li>
+</ul>
+
+
+<h2>試してみる</h2>
+
+<div class="download-box">
+ <a href="http://developer.android.com/shareables/training/ActivityLifecycle.zip" class="button">デモのダウンロード</a>
+ <p class="filename">ActivityLifecycle.zip</p>
+</div>
+
+</div>
+</div>
+
+<p>ユーザーがアプリ内を移動したり、アプリ外に移動したり、再びアプリに戻ったりすると、アプリの
+{@link android.app.Activity} インスタンスが、それらのライフサイクルの異なる状態間で遷移します。
+たとえば、アクティビティが新規に開始されると、システムのフォアグラウンドに表示され、ユーザーに認識されるようにします。
+
+このプロセスの間に、Android システムは、ユーザー インターフェースやその他のコンポーネントが設定されたアクティビティ上で一連のライフサイクル メソッドを呼び出します。
+ユーザーが別のアクティビティを開始する、または別のアプリに切り替えるアクションを実行した場合、システムはアクティビティ上で別の一連のライフサイクル メソッドを呼び出し、アクティビティがバックグラウンドに移動します(この場合、アクティビティが表示されなくなりますが、インスタンスとその状態はそのまま維持されます)。
+
+
+</p>
+
+<p>ライフサイクル コールバック メソッドでは、ユーザーがアクティビティを離れたり、再開させたりした場合のアクティビティの動作について宣言することができます。
+たとえば、ストリーミング ビデオ プレーヤーをビルドしている場合、ユーザーが別のアプリに切り替えた際にビデオを一時停止したり、ネットワーク接続を終了することが可能です。ユーザーが戻った場合には、ネットワークに再接続し、一時停止した場所からビデオを再開できるようにすることができます。
+
+
+</p>
+
+<p>このクラスでは、各 {@link
+android.app.Activity} インスタンスが受け取る重要なライフサイクル コールバック メソッドについて、またそれらを使用してユーザーが期待する内容でアクティビティを動作させる方法、アクティビティがそれらを必要としないときにシステムのリソースを消費しないようにする方法について学習します。
+</p>
+
+<h2>レッスン</h2>
+
+<dl>
+ <dt><b><a href="starting.html">アクティビティを開始する</a></b></dt>
+ <dd>アクティビティのライフサイクルに関する基本、ユーザーがアプリを起動する方法、基本的なアクティビティ作成の方法について学習します。
+</dd>
+ <dt><b><a href="pausing.html">アクティビティの一時停止と再開</a></b></dt>
+ <dd>アクティビティが一時停止状態(部分的に不可視)および、再開された場合の動作、そしてこれらの状態の変遷時に何をすべきかについて学習します。
+</dd>
+ <dt><b><a href="stopping.html">アクティビティの停止と再起動</a></b></dt>
+ <dd>ユーザーが完全にアクティビティから移動し、その後戻ってきた場合の動作について学習します。</dd>
+ <dt><b><a href="recreating.html">アクティビティを再作成する</a></b></dt>
+ <dd>アクティビティが破棄されるときの動作と、必要に応じてアクティビティの状態を再構築する方法について学習します。
+</dd>
+</dl>
+
diff --git a/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/pausing.jd b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/pausing.jd
new file mode 100644
index 0000000..b837a00
--- /dev/null
+++ b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/pausing.jd
@@ -0,0 +1,147 @@
+page.title=アクティビティの一時停止と再開
+page.tags=アクティビティのライフサイクル
+helpoutsWidget=true
+
+trainingnavtop=true
+
+@jd:body
+
+<div id="tb-wrapper">
+ <div id="tb">
+
+ <h2>このレッスンでの学習内容</h2>
+ <ol>
+ <li><a href="#Pause">アクティビティを一時停止する</a></li>
+ <li><a href="#Resume">アクティビティを再開する</a></li>
+ </ol>
+
+ <h2>関連ドキュメント</h2>
+ <ul>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/components/activities.html">アクティビティ</a>
+ </li>
+ </ul>
+
+<h2>試してみる</h2>
+
+<div class="download-box">
+ <a href="http://developer.android.com/shareables/training/ActivityLifecycle.zip" class="button">デモのダウンロード</a>
+ <p class="filename">ActivityLifecycle.zip</p>
+</div>
+
+ </div>
+</div>
+
+<p>通常のアプリの使用中、フォアグラウンドのアクティビティは、他のビジュアル コンポーネントによって隠される場合があり、これによりアクティビティが<em>一時停止</em>します。
+たとえば、半透明のアクティビティが開くと(ダイアログのスタイルなど)、以前のアクティビティは一時停止します。
+そのアクティビティは、まだ部分的に表示されていても、現在フォーカスされているアクティビティではない状態である限り、一時停止状態が維持されます。
+</p>
+
+<p>ただし、アクティビティが完全に隠され、表示されなくなった場合は、<em>停止</em>します(これについては次のレッスンで説明します)。
+</p>
+
+<p>アクティビティが一時停止状態に入ると、一時停止中は継続させない方が望ましい進行中のアクション(ビデオなど)を停止させたり、ユーザーがアプリを離れたままになった場合に備えて保存する必要のある情報すべてを保持したりできるよう、システムは {@link android.app.Activity} 上で {@link
+android.app.Activity#onPause onPause()} メソッドを呼び出します。ユーザーが一時停止状態からアクティビティに復帰した場合は、システムはアクティビティを再開し、{@link android.app.Activity#onResume onResume()} メソッドを呼び出します。
+
+
+
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> アクティビティが {@link
+android.app.Activity#onPause()} の呼び出しを受信した場合は、アクティビティが一瞬一時停止された後、ユーザーが同アクティビティにフォーカスを戻す可能性があることを示している場合があります。
+ただし、通常は、ユーザーがアクティビティを離れていることを最初に示すものです。
+</p>
+
+<img src="{@docRoot}images/training/basics/basic-lifecycle-paused.png" />
+<p class="img-caption"><strong>図 1.</strong>半透明のアクティビティによって自分のアクティビティが隠されると、システムは {@link android.app.Activity#onPause onPause()} を呼び出し、アクティビティは一時停止の状態で待機します(1)。
+
+一時停止中にユーザーがアクティビティに復帰した場合、システムは {@link android.app.Activity#onResume onResume()} を呼び出します(2)。
+</p>
+
+
+<h2 id="Pause">アクティビティを一時停止する</h2>
+
+<p>システムがアクティビティに対して {@link android.app.Activity#onPause()} を呼び出した場合、技術的にはアクティビティはまだ部分的に表示されていることを意味しますが、ほとんどの場合は、ユーザーがアクティビティを離れていて、ほどなく停止状態になる徴候を示しています。
+
+通常、以下を行う場合には、{@link android.app.Activity#onPause()} コールバックを使用する必要があります。
+</p>
+
+<ul>
+ <li>CPU を消費する可能性があるアニメーションや他の進行中のアクションを停止する。</li>
+ <li>ユーザーがアクティビティを離れた場合にも変更が永続的に保存されると期待するような場合(メールの下書きなど)でのみ、未保存の変更をコミットする。
+</li>
+ <li>放送用レシーバーなどのシステム リソース、(GPS
+などの)センサー処理や、アクティビティが一時停止され、ユーザーが必要としない間にバッテリー寿命に影響を与える可能性があるすべてのリソースを解放する。
+</li>
+</ul>
+
+<p>たとえば、アプリケーションが {@link android.hardware.Camera} を使用する場合、{@link android.app.Activity#onPause()} メソッドは、リソースの解放に適した手段です。
+</p>
+
+<pre>
+&#64;Override
+public void onPause() {
+ super.onPause(); // Always call the superclass method first
+
+ // Release the Camera because we don't need it when paused
+ // and other activities might need to use it.
+ if (mCamera != null) {
+ mCamera.release()
+ mCamera = null;
+ }
+}
+</pre>
+
+<p>一般的には、(フォームに入力された個人情報などの)ユーザーの変更を永続的なストレージに保存する目的の場合には、{@link android.app.Activity#onPause()} の使用は<strong>避ける</strong>必要があります。
+特定のユーザーが(メールの下書きのように)変更の自動保存を期待していると確信できる場合のみ、{@link android.app.Activity#onPause()}の期間内に永続的なストレージにユーザーの変更を保持する必要があります。ただし、{@link
+android.app.Activity#onPause()} メソッド中にはデータベースへの書き込みなどの CPU に高負荷をかける作業を行うことは避けてください。これにより、次のアクティビティへの表示上の遷移を遅らせる可能性があります(代わりに
+{@link android.app.Activity#onStop onStop()} メソッド中に高負荷のシャットダウン操作を実行する必要があります)。
+
+
+
+</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onPause
+onPause()} メソッドで実行される処理量を比較的シンプルに抑えて、アクティビティが実際に停止している場合にユーザーの次の移動先への迅速な遷移を可能にする必要があります。
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> アクティビティが一時停止されると、{@link
+android.app.Activity} インスタンスはメモリに常駐し、アクティビティが再開されたときに再び呼び出されます。再開状態に導くいずれかのコールバック メソッドの間に作成されたコンポーネントを再初期化する必要はありません。
+
+</p>
+
+
+
+<h2 id="Resume">アクティビティを再開する</h2>
+
+<p>ユーザーが一時停止状態からアクティビティを再開した場合、システムは、{@link
+android.app.Activity#onResume()} メソッドを呼び出します。</p>
+
+<p>新規に作成された場合を含め、アクティビティがフォアグラウンドに表示されるたびに、システムがこのメソッドを呼び出すことに注意してください。
+したがって、{@link
+android.app.Activity#onPause()} メソッド中に解放したコンポーネントの初期化、およびアクティビティが再開状態になるたびに発生するその他の初期化(アニメーションの開始や、アクティビティがユーザーのフォーカスを取得したときにのみ使用されるコンポーネントの初期化など)を実行するように、{@link
+android.app.Activity#onResume()} を実装する必要があります。
+
+</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onResume()} に関する次の例は、上記の
+{@link android.app.Activity#onPause()} に関する例に対応するものであり、アクティビティが一時停止したときに解放されたカメラ機能を初期化します。
+</p>
+
+<pre>
+&#64;Override
+public void onResume() {
+ super.onResume(); // Always call the superclass method first
+
+ // Get the Camera instance as the activity achieves full user focus
+ if (mCamera == null) {
+ initializeCamera(); // Local method to handle camera init
+ }
+}
+</pre>
+
+
+
+
+
+
+
diff --git a/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/recreating.jd b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/recreating.jd
new file mode 100644
index 0000000..8647375
--- /dev/null
+++ b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/recreating.jd
@@ -0,0 +1,178 @@
+page.title=アクティビティを再作成する
+page.tags=アクティビティのライフサイクル
+helpoutsWidget=true
+
+trainingnavtop=true
+
+@jd:body
+
+<div id="tb-wrapper">
+ <div id="tb">
+
+ <h2>このレッスンでの学習内容</h2>
+ <ol>
+ <li><a href="#SaveState">自分のアクティビティ状態を保存する</a></li>
+ <li><a href="#RestoreState">自分のアクティビティ状態をリストアする</a></li>
+ </ol>
+
+ <h2>関連ドキュメント</h2>
+ <ul>
+ <li><a href="{@docRoot}training/basics/supporting-devices/screens.html">異なる画面のサポート
+</a></li>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/topics/resources/runtime-changes.html">実行時の変更を処理する</a></li>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/components/activities.html">アクティビティ</a>
+ </li>
+ </ul>
+
+ </div>
+</div>
+
+<p>アクティビティには、通常のアプリの動作によって破棄されるいくつかのシナリオがあります。たとえば、ユーザーが <em>[戻る]</em> ボタンを押したり、アクティビティが {@link android.app.Activity#finish()} を呼び出すことによって自身の破棄を知らせる場合などです。
+
+システムはまた、現在停止していて長時間使用されていないアクティビティがある場合や、フォアグラウンドのアクティビティが多くのリソースを必要とするためにシステムがメモリを取り戻すためにバックグラウンド プロセスを停止する必要がある場合にも、アクティビティを破棄することがあります。
+
+</p>
+
+<p>ユーザーが <em>[戻る]</em> を押すか、アクティビティ自身が終了することでアクティビティが破棄されたとき、これらの動作はアクティビティの必要性がなくなったことを示すため、システムの方針として {@link android.app.Activity} インスタンスは永遠に失われます。
+
+システムの制約(通常のアプリの動作ではなく)が原因で
+アクティビティが破棄される場合、実際の
+{@link android.app.Activity} インスタンスは失われますが、アクティビティが存在していたことをシステムが記憶しているため、ユーザーがアクティビティに復帰した場合は、破棄されたときのアクティビティの状態を記述する一連の保存されたデータを使用して、アクティビティの新しいインスタンスが作成されます。
+
+システムが以前の状態を復元するために使用する保存されたデータは、「インスタンス状態」と呼ばれ、{@link android.os.Bundle} オブジェクトに格納されたキーと値のペアの集合です。
+
+</p>
+
+<p class="caution"><strong>警告: </strong>ユーザーが画面を回転させるたびに、アクティビティが破棄され、再作成されます。
+画面の向きが変更されると、画面構成が変更され、アクティビティで(レイアウトなどの)代替リソースをロードする必要が生じる場合があるため、システムはフォアグラウンドのアクティビティを破棄し、再作成します。
+
+</p>
+
+<p>デフォルトでは、システムは {@link android.os.Bundle} のインスタンス状態を使用して、アクティビティのレイアウトの各 {@link android.view.View} オブジェクトに関する情報を保存しています({@link android.widget.EditText} オブジェクトに入力されたテキスト値など)。
+
+アクティビティのインスタンスが破棄され、再作成される場合、レイアウトの状態はコードを必要とすることなく以前の状態に復元されます。
+
+しかし、アクティビティでは、アクティビティにおけるユーザーの作業状況を追跡しているメンバ変数などの、復元することが望ましいその他の情報が存在する可能性があります。
+
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> Android システムがアクティビティのビューの状態を復元できるようにするためには、<strong>各ビューは固有の ID を持っている必要があります</strong>。これは
+ <a href="{@docRoot}reference/android/view/View.html#attr_android:id">{@code
+android:id}</a> によって提供されます。
+</p>
+
+<p>アクティビティ状態についての追加データを保存するには、
+{@link android.app.Activity#onSaveInstanceState onSaveInstanceState()} コールバック メソッドをオーバーライドする必要があります。システムは、ユーザーがアクティビティを離れようとするとこのメソッドを呼び出し、{@link android.os.Bundle} オブジェクトに渡してアクティビティが予期せずに破棄された場合に備えて保存します。
+
+
+システムが後でアクティビティのインスタンスを再作成する必要がある場合は、同じ {@link
+android.os.Bundle} オブジェクトを {@link android.app.Activity#onRestoreInstanceState
+onRestoreInstanceState()} と {@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}
+ の両方のメソッドに渡します。
+</p>
+
+<img src="{@docRoot}images/training/basics/basic-lifecycle-savestate.png" />
+<p class="img-caption"><strong>図 2.</strong> システムがアクティビティを停止し始めると、
+{@link android.app.Activity#onSaveInstanceState onSaveInstanceState()}(1)が呼び出されるため、{@link android.app.Activity} インスタンスの再作成の必要がある場合に備えて、保存する追加の状態データを指定できます。アクティビティが破棄され、同じインスタンスを再作成する必要がある場合、システムは(1)で定義された状態データを {@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} メソッド(2)と
+{@link android.app.Activity#onRestoreInstanceState onRestoreInstanceState()} メソッド(3)の両方に渡します。
+
+
+
+
+</p>
+
+
+
+<h2 id="SaveState">自分のアクティビティ状態を保存する</h2>
+
+<p>アクティビティが停止し始めると、システムは {@link android.app.Activity#onSaveInstanceState
+onSaveInstanceState()} を呼び出すため、アクティビティではキー値のペアのコレクションを使用して、状態情報を保存することができます。
+このメソッドのデフォルトの実装では、{@link android.widget.EditText} ウィジェット内のテキストまたは {@link android.widget.ListView} のスクロール位置などのアクティビティのビュー階層の状態に関する情報が保存されます。
+
+</p>
+
+<p>アクティビティの追加の状態情報を保存するには、
+{@link android.app.Activity#onSaveInstanceState onSaveInstanceState()} を実装し、{@link android.os.Bundle} オブジェクトにキー値のペアを追加する必要があります。
+次に例を示します。</p>
+
+<pre>
+static final String STATE_SCORE = "playerScore";
+static final String STATE_LEVEL = "playerLevel";
+...
+
+&#64;Override
+public void onSaveInstanceState(Bundle savedInstanceState) {
+ // Save the user's current game state
+ savedInstanceState.putInt(STATE_SCORE, mCurrentScore);
+ savedInstanceState.putInt(STATE_LEVEL, mCurrentLevel);
+
+ // Always call the superclass so it can save the view hierarchy state
+ super.onSaveInstanceState(savedInstanceState);
+}
+</pre>
+
+<p class="caution"><strong>警告: </strong>デフォルトの実装でビュー階層の状態を保存できるよう、{@link
+android.app.Activity#onSaveInstanceState onSaveInstanceState()} のスーパークラスの実装を常に呼び出す必要があります。
+</p>
+
+
+
+<h2 id="RestoreState">自分のアクティビティ状態をリストアする</h2>
+
+<p>以前破棄された後にアクティビティが再作成される場合、システムがアクティビティを渡した先の {@link android.os.Bundle} から、保存済みの状態を回復することができます。
+
+{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} と {@link
+android.app.Activity#onRestoreInstanceState onRestoreInstanceState()} の両方のコールバック メソッドが、インスタンスの状態情報を含む同じ {@link android.os.Bundle} を受け取ります。
+</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} メソッドは、システムがアクティビティの新しいインスタンスを作成しているか、以前のものを復元しているかどうかに関係なく呼び出されるため、状態の {@link android.os.Bundle} を読み取る前にこれが null かどうかを確認する必要があります。
+
+null の場合は、破棄された以前のアクティビティを復元する代わりにアクティビティの新しいインスタンスが作成されます。
+
+</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onCreate
+onCreate()} で、いくつかの状態データを復元する方法について、次に例を示します。</p>
+
+<pre>
+&#64;Override
+protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
+ super.onCreate(savedInstanceState); // Always call the superclass first
+
+ // Check whether we're recreating a previously destroyed instance
+ if (savedInstanceState != null) {
+ // Restore value of members from saved state
+ mCurrentScore = savedInstanceState.getInt(STATE_SCORE);
+ mCurrentLevel = savedInstanceState.getInt(STATE_LEVEL);
+ } else {
+ // Probably initialize members with default values for a new instance
+ }
+ ...
+}
+</pre>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} 中に状態を復元する代わりに、
+{@link android.app.Activity#onStart()} メソッドの後に呼び出される {@link
+android.app.Activity#onRestoreInstanceState onRestoreInstanceState()} の実装を選択できます。
+復元対象の保存済みの状態がある場合のみ {@link
+android.app.Activity#onRestoreInstanceState onRestoreInstanceState()} が呼び出されるため、
+{@link android.os.Bundle} が null であるかどうかをチェックする必要はありません。</p>
+
+<pre>
+public void onRestoreInstanceState(Bundle savedInstanceState) {
+ // Always call the superclass so it can restore the view hierarchy
+ super.onRestoreInstanceState(savedInstanceState);
+
+ // Restore state members from saved instance
+ mCurrentScore = savedInstanceState.getInt(STATE_SCORE);
+ mCurrentLevel = savedInstanceState.getInt(STATE_LEVEL);
+}
+</pre>
+
+<p class="caution"><strong>警告: </strong>デフォルトの実装でビュー階層の状態を復元できるよう、{@link
+android.app.Activity#onRestoreInstanceState onRestoreInstanceState()} のスーパークラスの実装を常に呼び出す必要があります。
+</p>
+
+<p>実行時の再起動イベント(画面が回転したときなど)によるアクティビティの再作成の詳細については、<a href="{@docRoot}guide/topics/resources/runtime-changes.html">実行時の変更を処理する</a>をお読みください。
+</p>
+
diff --git a/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/starting.jd b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/starting.jd
new file mode 100644
index 0000000..7c865a9
--- /dev/null
+++ b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/starting.jd
@@ -0,0 +1,285 @@
+page.title=アクティビティを開始する
+page.tags=アクティビティのライフサイクル
+helpoutsWidget=true
+
+trainingnavtop=true
+
+@jd:body
+
+
+<div id="tb-wrapper">
+ <div id="tb">
+
+ <h2>このレッスンでの学習内容</h2>
+<ol>
+ <li><a href="#lifecycle-states">ライフサイクル コールバックを理解する</a></li>
+ <li><a href="#launching-activity">アプリのランチャーのアクティビティを指定する</a></li>
+ <li><a href="#Create">新しいインスタンスを作成する</a></li>
+ <li><a href="#Destroy">アクティビティを破棄する</a></li>
+</ol>
+
+ <h2>関連ドキュメント</h2>
+ <ul>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/components/activities.html">アクティビティ</a></li>
+ </ul>
+
+<h2>試してみる</h2>
+
+<div class="download-box">
+ <a href="http://developer.android.com/shareables/training/ActivityLifecycle.zip" class="button">デモのダウンロード</a>
+ <p class="filename">ActivityLifecycle.zip</p>
+</div>
+
+ </div>
+</div>
+
+<p>{@code main()} メソッドを使用してアプリを起動する他のプログラミング パラダイムとは異なり、Android システムでは、そのライフサイクルの特定の段階に対応する特定のコールバック メソッドを呼び出すことによって、{@link android.app.Activity} インスタンスでコードを開始します。
+
+
+アクティビティを起動するコールバック メソッドのシーケンスと、アクティビティを破棄するコールバック メソッドのシーケンスがあります。
+</p>
+
+<p>このレッスンでは、最も重要なライフサイクル メソッドの概要を示し、アクティビティの新しいインスタンスを作成する最初のライフサイクル コールバックを扱う方法について説明します。
+</p>
+
+
+
+<h2 id="lifecycle-states">ライフサイクル コールバックを理解する</h2>
+
+<p>アクティビティの存続期間において、システムは、階段ピラミッド型のシーケンスで、ライフサイクル メソッドのコア セットを呼び出します。
+つまり、アクティビティのライフサイクルの各段階は、ピラミッドの個別の段です。
+システムが新しいアクティビティのインスタンスを作成すると、各コールバック メソッドはアクティビティ状態を 1 ステップ上に向かって移動させます。
+ピラミッドの頂点は、アクティビティがフォアグラウンドで実行されるポイントであり、ユーザーはそこで操作を行うことができます。
+</p>
+
+<p>ユーザーがアクティビティを離れる操作を始めると、システムはアクティビティを破棄するために、アクティビティ状態をピラミッドの下に向かって移動させる、別のメソッドを呼び出します。
+アクティビティがピラミッドの下に向かって途中まで移動し、待機する場合がありますが(ユーザーが別のアプリに切り替えた場合など)、そのポイントからアクティビティは頂点に戻ることができ(ユーザーがアクティビティに戻った場合)、アクティビティはユーザーが離れた場所から再開します。
+
+
+</p>
+
+
+<img src="{@docRoot}images/training/basics/basic-lifecycle.png" />
+<p class="img-caption"><strong>図 1.</strong> アクティビティのライフサイクルの簡略図は階段ピラミッドとして表現されます。
+ここでは、アクティビティを頂点の再開状態に向かって 1 ステップ移動させるために使用されるすべてのコールバックに対して、下に向かってアクティビティを移動させるコールバック メソッドがどのように分布しているかを示しています。
+
+アクティビティはまた、一時停止や停止の状態から再開した状態に復帰することができます。
+</p>
+
+
+<p>アクティビティの複雑さにもよりますが、すべてのライフサイクルメソッドを実装する必要はありません。
+ただし、それぞれを理解して、自分のアプリがユーザーの期待どおり動作するよう実装することが重要です。
+アクティビティのライフサイクル メソッドを正しく実装すると、自分のアプリが次を含めたいくつかの状態で良好に動作するようになります。
+</p>
+<ul>
+ <li>アプリの使用中にユーザーが電話を受けたり、別のアプリに切り替えた場合にもクラッシュしません。
+</li>
+ <li>ユーザーの使用頻度が低いときは、貴重なシステムリソースを消費しません。
+</li>
+ <li>ユーザーがアプリから離れ、後で復帰した場合でも、アプリを離れた時点における作業状態を失いません。
+</li>
+ <li>画面の向きが横長と縦長との間で切り替わったときも、クラッシュしたり、ユーザーの作業内容が失われることがありません。
+</li>
+</ul>
+
+<!--
+<p class="table-caption"><strong>Table 1.</strong> Activity lifecycle state pairs and callback
+methods.</p>
+<table>
+ <tr>
+ <th scope="col">Lifecycle State</th>
+ <th scope="col">Startup Method</th>
+ <th scope="col">Teardown Method</th>
+ </tr>
+ <tr>
+ <td>Created / Destroyed</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onDestroy()}</td>
+ </tr>
+ <tr>
+ <td>Started / Stopped</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onStart()}</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onStop()}</td>
+ </tr>
+ <tr>
+ <td>Resumed / Resumed</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onResume()}</td>
+ <td>{@link android.app.Activity#onPause()}</td>
+ </tr>
+</table>
+-->
+
+<p>次のレッスンで学習するように、図 1 に示されているさまざまな状態間で起きるアクティビティ遷移には、いくつかの状況があります。
+ただし、これらの状態のうち 3 つのみが静的なものとなります。
+すなわち、アクティビティが長期間にわたる場合、3 つの状態のいずれかで存在することになります。
+</p>
+<dl>
+ <dt>再開状態</dt>
+ <dd>この状態では、アクティビティがフォアグラウンドで実行され、ユーザーはそこで操作を行うことができます(「実行」状態とも呼ばれます)。
+</dd>
+ <dt>一時停止状態</dt>
+ <dd>この状態では、アクティビティは別のアクティビティによって部分的に隠されています。フォアグラウンドにある別のアクティビティは半透明になっているか、全画面をカバーしていません。
+一時停止したアクティビティはユーザーの入力を受信せず、一切のコードを実行できません。
+
+ <dt>停止状態</dt>
+ <dd>この状態では、アクティビティは完全に隠され、ユーザーには表示されません。バックグラウンドに存在するとみなされます。
+停止状態の間、アクティビティ インスタンスとメンバ変数のようなそのすべての状態情報は保持されますが、アクティビティ インスタンスは一切のコードを実行できません。
+</dd>
+</dl>
+
+<p>他の状態(作成や起動の状態)は一過性であり、システムはすぐに次のライフサイクル コールバック メソッドを呼び出して、次の状態に移動します。
+つまり、システムは
+{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} を呼び出した後、すぐに {@link
+android.app.Activity#onStart()} を呼び出しますが、この後で速やかに {@link
+android.app.Activity#onResume()} が続きます。</p>
+
+<p>以上が、アクティビティの基本ライフサイクルです。次に、特定のライフサイクルの動作のいくつかについて学習を開始しましょう。
+</p>
+
+
+
+<h2 id="launching-activity">アプリのランチャー アクティビティを指定する</h2>
+
+<p>ユーザーがホーム画面からアプリのアイコンを選択すると、システムはアプリ内で「ランチャー」(または「メイン」)のアクティビティであると宣言された {@link android.app.Activity} に対して {@link
+android.app.Activity#onCreate onCreate()} メソッドを呼び出します。
+これは、アプリのユーザー インターフェースへのメインのエントリ ポイントとして機能するアクティビティです。
+</p>
+
+<p>プロジェクト ディレクトリのルートにある Android のマニフェスト ファイル、<a href="{@docRoot}guide/topics/manifest/manifest-intro.html">{@code AndroidManifest.xml}</a> で、メインのアクティビティとして
+どのアクティビティを使用するが定義することができます。</p>
+
+<p>アプリのメインのアクティビティは、{@link
+android.content.Intent#ACTION_MAIN MAIN} アクションと {@link android.content.Intent#CATEGORY_LAUNCHER LAUNCHER} カテゴリを含む <a href="{@docRoot}guide/topics/manifest/intent-filter-element.html">{@code
+&lt;intent-filter&gt;}</a> を使用してマニフェストで宣言する必要があります。
+次に例を示します。</p>
+
+<pre>
+&lt;activity android:name=".MainActivity" android:label="&#64;string/app_name">
+ &lt;intent-filter>
+ &lt;action android:name="android.intent.action.MAIN" />
+ &lt;category android:name="android.intent.category.LAUNCHER" />
+ &lt;/intent-filter>
+&lt;/activity>
+</pre>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> Android SDK ツールを使用して新しい Android プロジェクトを作成すると、デフォルトのプロジェクト ファイルに、このフィルタを用いてマニフェストで宣言された {@link android.app.Activity} クラスが含まれます。
+
+</p>
+
+<p>自分のアクティビティの 1 つについて、{@link android.content.Intent#ACTION_MAIN MAIN} アクションまたは
+{@link android.content.Intent#CATEGORY_LAUNCHER LAUNCHER} カテゴリのいずれかが宣言されていない場合は、アプリのアイコンがホーム画面のアプリ リストに表示されません。
+</p>
+
+
+
+<h2 id="Create">新しいインスタンスを作成する</h2>
+
+<p>ほとんどのアプリには、ユーザーが異なるアクションを実行できるようにする、いくつかの異なるアクティビティが含まれます。あるアクティビティが、ユーザーがアプリのアイコンをクリックしたときに作成されるメインのアクティビティであっても、ユーザーのアクションに応答してアプリが開始する別のアクティビティであっても、システムはその {@link
+android.app.Activity#onCreate onCreate()} を呼び出すことにより、{@link android.app.Activity} の新しいインスタンスを毎回作成します。
+
+
+</p>
+
+<p>アクティビティの存続期間すべてにわたり、一度のみ発生すべき基本的なアプリの起動ロジックを実行するための
+{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} メソッドを実装する必要があります。たとえば、
+{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} の実装では、ユーザー インターフェースを定義し、場合によってはいくつかのクラススコープの変数をインスタンス化する必要があります。
+</p>
+
+<p>たとえば、{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}メソッドに関する次の例では、(XML レイアウトファイルで定義される)ユーザー インターフェースを宣言したり、メンバ変数を定義したり、UI の一部を構成したりするなどの、アクティビティ用のいくつかの基本的なセットアップを実行する複数のコードを示しています。
+
+
+</p>
+
+<pre>
+TextView mTextView; // Member variable for text view in the layout
+
+&#64;Override
+public void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
+ super.onCreate(savedInstanceState);
+
+ // Set the user interface layout for this Activity
+ // The layout file is defined in the project res/layout/main_activity.xml file
+ setContentView(R.layout.main_activity);
+
+ // Initialize member TextView so we can manipulate it later
+ mTextView = (TextView) findViewById(R.id.text_message);
+
+ // Make sure we're running on Honeycomb or higher to use ActionBar APIs
+ if (Build.VERSION.SDK_INT >= Build.VERSION_CODES.HONEYCOMB) {
+ // For the main activity, make sure the app icon in the action bar
+ // does not behave as a button
+ ActionBar actionBar = getActionBar();
+ actionBar.setHomeButtonEnabled(false);
+ }
+}
+</pre>
+
+<p class="caution"><strong>警告: </strong>{@link android.os.Build.VERSION#SDK_INT} を使用すると、Android 2.0(API レベル 5)以降でのみこの方法で動作する新しい API が古いシステムで実行してしまうことを回避できます。
+
+古いバージョンでは、実行時の例外が発生します。</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()} の実行が終了すると、システムが引き続き {@link android.app.Activity#onStart()} と {@link android.app.Activity#onResume()} メソッドを呼び出します。
+
+アクティビティは、作成や開始の状態で留まることはありません。技術的には、アクティビティは {@link android.app.Activity#onStart()} が呼び出されたときにユーザーに表示されますが、すぐに
+{@link android.app.Activity#onResume()} が続き、電話の着信やユーザーが別のアクティビティに移動したり、端末の画面がオフになったりした際のように、状態を変える状況が発生するまで、アクティビティは再開状態のままとなります。
+
+
+</p>
+
+<p>この後に続く他のレッスンでは、その他の起動メソッドである {@link
+android.app.Activity#onStart()} と {@link android.app.Activity#onResume()} が一時停止状態または停止状態からアクティビティを再開するために使用された場合、これらのメソッドがアクティビティのライフサイクル中にいかに有用であるかを説明します。
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> {@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}メソッドには、<a href="recreating.html">アクティビティの再作成</a>についての後続のレッスンで説明している <code>savedInstanceState</code> と呼ぶパラメータが含まれています。
+
+</p>
+
+
+<img src="{@docRoot}images/training/basics/basic-lifecycle-create.png" />
+<p class="img-caption"><strong>図 2.</strong> アクティビティの新しいインスタンスを作成する際に
+システムが順に呼び出す 3 つの主なコールバックである
+{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}、{@link
+android.app.Activity#onStart()}、{@link android.app.Activity#onResume()} を強調した、アクティビティのライフサイクル構造の別の図です。コールバックのこのシーケンスが完了すると、アクティビティは再開状態に達し、ユーザーは別のアクティビティに切り替えるまではこのアクティビティを操作できます。
+
+</p>
+
+
+
+
+
+
+
+<h2 id="Destroy">アクティビティを破棄する</h2>
+
+<p>アクティビティの最初のライフサイクル コールバックは、{@link android.app.Activity#onCreate
+onCreate()} であり、最終のコールバックは {@link android.app.Activity#onDestroy} です。システムは、アクティビティのインスタンスが完全にシステム メモリから削除される最終的な指示として、アクティビティでこのメソッドを呼び出します。
+
+</p>
+
+<p>ほとんどのアプリでは、このメソッドを実装する必要はありません。なぜなら、ローカルのクラス参照はアクティビティを使用して破棄され、自分のアクティビティでは、{@link
+android.app.Activity#onPause} と {@link android.app.Activity#onStop} の間にほぼすべてのクリーンアップを実行する必要があるからです。
+ただし、アクティビティに、{@link
+android.app.Activity#onCreate onCreate()} の間、または他の長時間実行中のリソースで作成された、正常に閉じないとメモリのリークを引き起こす可能性のあるバックグラウンド スレッドが含まれている場合、{@link
+android.app.Activity#onDestroy} の間にそれらを破棄する必要があります。
+
+</p>
+
+<pre>
+&#64;Override
+public void onDestroy() {
+ super.onDestroy(); // Always call the superclass
+
+ // Stop method tracing that the activity started during onCreate()
+ android.os.Debug.stopMethodTracing();
+}
+</pre>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> ある状況を除くすべての状況では、システムは{@link android.app.Activity#onPause} と {@link
+android.app.Activity#onStop} を呼び出した後に {@link android.app.Activity#onDestroy}を呼び出します。ある状況とは、{@link android.app.Activity#onCreate onCreate()}メソッド内から {@link
+android.app.Activity#finish()} を呼び出したときです。
+
+自分のアクティビティが別のアクティビティを起動するための一時的な意思決定機能として動作する場合のようないくつかのケースでは、{@link
+android.app.Activity#onCreate onCreate()} 内から {@link android.app.Activity#finish()} を呼び出してアクティビティを破棄できます。
+この場合、システムは他のライフサイクルの任意のメソッドを呼び出すことなく、すぐに {@link android.app.Activity#onDestroy} を呼び出します。
+
+</p>
diff --git a/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/stopping.jd b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/stopping.jd
new file mode 100644
index 0000000..0007fe6
--- /dev/null
+++ b/docs/html-intl/intl/ja/training/basics/activity-lifecycle/stopping.jd
@@ -0,0 +1,187 @@
+page.title=アクティビティの停止と再起動
+page.tags=アクティビティのライフサイクル
+helpoutsWidget=true
+
+trainingnavtop=true
+
+@jd:body
+
+<div id="tb-wrapper">
+ <div id="tb">
+
+ <h2>このレッスンでの学習内容</h2>
+ <ol>
+ <li><a href="#Stop">アクティビティを停止する</a></li>
+ <li><a href="#Start">アクティビティを開始/再起動する</a></li>
+ </ol>
+
+ <h2>関連ドキュメント</h2>
+ <ul>
+ <li><a href="{@docRoot}guide/components/activities.html">アクティビティ</a>
+ </li>
+ </ul>
+
+<h2>試してみる</h2>
+
+<div class="download-box">
+ <a href="http://developer.android.com/shareables/training/ActivityLifecycle.zip" class="button">デモのダウンロード</a>
+ <p class="filename">ActivityLifecycle.zip</p>
+</div>
+
+ </div>
+</div>
+
+<p>アクティビティを適切に停止、再起動することは、アクティビティのライフサイクルにおいて重要なプロセスであり、これによりアプリが常に動作中であり、進捗中の作業が失われないことをユーザーが認識できるようになります。アクティビティを停止して再開させるシナリオの主な例を次に示します。
+
+</p>
+
+<ul>
+ <li>ユーザーが [最近使用したアプリ] ウィンドウを開き、現在のアプリから別のアプリに切り替えると、現在フォアグラウンドにあるアプリのアクティビティが停止します。
+ユーザーがホーム画面のランチャー アイコンまたは [最近使用したアプリ] ウィンドウから復帰した場合は、アクティビティは再起動します。
+</li>
+ <li>ユーザーが新しいアクティビティを開始するアプリ内のアクションを実行します。2 番目のアクティビティが作成されると現在のアクティビティが停止します。
+ユーザーが <em>[戻る]</em> ボタンを押すと、最初のアクティビティが再起動されます。
+</li>
+ <li>ユーザーが自分の携帯電話でアプリの使用中に電話を受けます。</li>
+</ul>
+
+<p>{@link android.app.Activity} クラスでは、{@link
+android.app.Activity#onStop()} と {@link android.app.Activity#onRestart()} の 2 つのライフサイクル メソッドが提供され、アクティビティの停止動作と再起動動作を明確に制御できます。
+UI が部分的に隠されることでわかる一時停止状態とは異なり、停止状態では必ず UI が完全に表示されなくなり、ユーザーのフォーカスが別のアクティビティ(または完全に別個のアプリ)に移ります。
+
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> {@link android.app.Activity}インスタンスは、停止中にシステム メモリ内に保持されるため、
+{@link android.app.Activity#onStop()} と {@link android.app.Activity#onRestart()} (さらに {@link
+android.app.Activity#onStart()})メソッドを実装する必要がない場合があります。
+比較的単純なほとんどのアクティビティの場合、アクティビティの停止と再起動が問題なく行われるため、現行のアクションを一時停止してシステム リソースから切り離すために {@link
+android.app.Activity#onPause()} を使用するだけでよい場合もあります。
+</p>
+
+<img src="{@docRoot}images/training/basics/basic-lifecycle-stopped.png" />
+<p class="img-caption"><strong>図 1.</strong> ユーザーがアクティビティを離れたとき、システムは
+{@link android.app.Activity#onStop onStop()} を呼び出してアクティビティ(1)を停止します。アクティビティが停止している間にユーザーが復帰した場合、システムは {@link android.app.Activity#onRestart onRestart()}
+(2)を呼び出し、すぐに {@link android.app.Activity#onStart onStart()}(3)と {@link
+android.app.Activity#onResume()}(4)が続きます。
+アクティビティを停止させるシナリオによらず、システムは {@link
+android.app.Activity#onStop onStop()} を呼び出す前に、常に {@link android.app.Activity#onPause onPause()} を呼び出すことに注意してください。
+</p>
+
+
+
+<h2 id="Stop">アクティビティを停止する</h2>
+
+<p>アクティビティは {@link android.app.Activity#onStop()} メソッドの呼び出しを受信すると表示されなくなり、ユーザーが使用していない間は必要とされないほぼすべてのリソースが解放されます。
+
+アクティビティが停止すると、システムはそのメモリを取り戻す必要がある場合に、インスタンスを破棄することがあります。
+極端な場合には、システムは、アクティビティの最終段階に当たる {@link android.app.Activity#onDestroy()} コールバックを呼び出すことなく、アプリのプロセスを強制終了する場合があるため、
+{@link android.app.Activity#onStop()} を使用してメモリのリークを引き起こす可能性があるリソースを解放することが重要です。
+</p>
+
+<p>{@link android.app.Activity#onPause onPause()} メソッドが
+{@link android.app.Activity#onStop()} の前に呼び出されますが、データベースに情報を書き込むような、規模が大きく CPU に負荷がかかるシャットダウン操作を実行するためには {@link android.app.Activity#onStop onStop()}を使用する必要があります。
+
+</p>
+
+<p>永続ストレージに下書きのメモの内容を保存する {@link android.app.Activity#onStop onStop()} の実装の例を次に示します。
+</p>
+
+<!-- TODO: Find a better example for onStop, because this kind of thing should probably use a
+separate thread but that's too complicated to show here. -->
+<pre>
+&#64;Override
+protected void onStop() {
+ super.onStop(); // Always call the superclass method first
+
+ // Save the note's current draft, because the activity is stopping
+ // and we want to be sure the current note progress isn't lost.
+ ContentValues values = new ContentValues();
+ values.put(NotePad.Notes.COLUMN_NAME_NOTE, getCurrentNoteText());
+ values.put(NotePad.Notes.COLUMN_NAME_TITLE, getCurrentNoteTitle());
+
+ getContentResolver().update(
+ mUri, // The URI for the note to update.
+ values, // The map of column names and new values to apply to them.
+ null, // No SELECT criteria are used.
+ null // No WHERE columns are used.
+ );
+}
+</pre>
+
+<p>アクティビティが停止すると、{@link android.app.Activity} オブジェクトはメモリに常駐し、アクティビティが再開したときに再び呼び出されます。
+再開状態に導くいずれかのコールバック メソッドの間に作成されたコンポーネントを再初期化する必要はありません。
+また、レイアウト内の各 {@link android.view.View} の現在の状態が追跡されます。そのため、ユーザーが {@link android.widget.EditText} ウィジェットにテキストを入力した場合、その内容が保持されるので、それを保存、復元する必要はありません。
+
+
+</p>
+
+<p class="note"><strong>注:</strong> アクティビティが停止している間にシステムにより破棄された場合でも、依然として {@link android.os.Bundle}(ひとまとまりのキー値のペア)の {@link android.view.View} オブジェクト({@link
+android.widget.EditText} のテキストなど)の状態を保持し、ユーザーがアクティビティの同じインスタンスに復帰した場合には、それらを復元します(次の<a href="recreating.html">レッスン</a>では、アクティビティが破棄され、再作成された場合に、その他の状態データを保存するために {@link android.os.Bundle} を使用する方法の詳細について説明します)。
+
+
+</p>
+
+
+
+<h2 id="Start">アクティビティを開始/再起動する</h2>
+
+<p>アクティビティが停止状態からフォアグラウンドに復帰したとき、
+{@link android.app.Activity#onRestart()} の呼び出しを受信します。システムはまた、アクティビティが表示されるたびに(再起動か新規に作成された場合かのいずれか) {@link
+android.app.Activity#onStart()} メソッドを呼び出します。
+ただし、{@link
+android.app.Activity#onRestart()} メソッドはアクティビティが停止状態から再開する場合にのみ呼び出されるため、アクティビティが以前に停止したが破壊されていない場合にのみ必要となる可能性がある、特別な復旧作業を実行するためにこれを使用できます。
+
+</p>
+
+<p>多くの場合、アプリがアクティビティの状態を復元するために {@link android.app.Activity#onRestart()} の使用が必要となることはないため、一般的な多くのアプリに適用されるこのメソッドに関するガイドラインはありません。
+
+ただし、{@link android.app.Activity#onStop()} メソッドは、基本的にアクティビティのすべてのリソースをクリーンアップするため、アクティビティが再起動した際には再インスタンス化する必要があります。
+
+また、アクティビティが新規に作成されたとき(アクティビティの既存のインスタンスがない場合)にも、インスタンス化する必要があります。
+このような理由から、{@link android.app.Activity#onStop()} メソッドへの対応として、通常は {@link android.app.Activity#onStart()} コールバック メソッドを使用する必要があります。なぜなら、アクティビティを作成したときと停止状態からアクティビティを再開したときの両方において、システムが {@link
+android.app.Activity#onStart()} を呼び出すからです。
+
+
+</p>
+
+<p>たとえば、ユーザーが復帰まで長時間アプリから離れている可能性があるため、
+{@link android.app.Activity#onStart()} メソッドは、必要なシステム機能が有効になっているかを確認する場合に有用です。
+</p>
+
+<pre>
+&#64;Override
+protected void onStart() {
+ super.onStart(); // Always call the superclass method first
+
+ // The activity is either being restarted or started for the first time
+ // so this is where we should make sure that GPS is enabled
+ LocationManager locationManager =
+ (LocationManager) getSystemService(Context.LOCATION_SERVICE);
+ boolean gpsEnabled = locationManager.isProviderEnabled(LocationManager.GPS_PROVIDER);
+
+ if (!gpsEnabled) {
+ // Create a dialog here that requests the user to enable GPS, and use an intent
+ // with the android.provider.Settings.ACTION_LOCATION_SOURCE_SETTINGS action
+ // to take the user to the Settings screen to enable GPS when they click "OK"
+ }
+}
+
+&#64;Override
+protected void onRestart() {
+ super.onRestart(); // Always call the superclass method first
+
+ // Activity being restarted from stopped state
+}
+</pre>
+
+
+
+
+<p>システムがアクティビティを破棄する場合は、{@link android.app.Activity} に対して {@link android.app.Activity#onDestroy()} メソッドが呼び出されます。
+通常、{@link android.app.Activity#onStop()} を使用してリソースのほとんどを解放している可能性があるため、{@link
+android.app.Activity#onDestroy()} の呼び出しを受信する時点では、大抵のアプリでは必要な作業は少なくなっています。
+このメソッドは、メモリ リークにつながる可能性を持つリソースを一掃する最後のチャンスであるため、付加的なスレッドが破棄され、さらにメソッドのトレースのような長時間実行するその他のアクションも停止するようにする必要があります。
+
+
+</p>
+